ミャクミャクの目は6個?意味と由来を解説
2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」。そのユニークで一度見たら忘れられないデザインは、世界中から注目を集めています。
特に多くの人が気になるのが、その「目の多さ」ではないでしょうか。
- 「ミャクミャクの目って、結局いくつあるの?」
- 「なんであんなにたくさん目があるの?意味は?」
- 「後ろにも目があるって本当?」
- 「ちょっと怖い…という噂も聞くけど…」
この記事では、そんなミャクミャクの「目」に関するあらゆる疑問を、公式情報などを基に、どこよりも分かりやすく解説します!

【結論】ミャクミャクの目の数と意味
結論:ミャクミャクの目は合計6(正面5+尻尾1)が標準的とされています。ただし、公式設定上は姿が可変です。
- 根拠:現地報道で尻尾にも目(=6個目)が確認(例:朝日新聞デジタル/San Francisco Chronicle)。
- 意味:公式コンセプト「赤=細胞/青=水」に基づき、多様な視点と見守りの象徴と解釈できます。
ミャクミャクの目の数は何個?【標準は前5+後1=6】
2回目の万博行った時の
— しゃ゚ (@_Ecst_asy) September 10, 2025
ミャクミャク様とハイタッチまで出来て超満足
思ったより丸っこいフォルムがかわいい#ミャクミャク pic.twitter.com/xJf07LeSla
ミャクミャクの目の数について、現在最も信頼性の高い見解は「合計6個」です。
内訳は、私たちがよく目にする正面の顔に5つ、そして後ろにある尻尾に1つ。この「尻尾の目」の存在は、朝日新聞や米国のSan Francisco Chronicleといった大手報道機関が、イベントに登場したミャクミャクの様子を伝える記事の中で「後ろを向くと6個目の目が現れる」と描写したことで広く知られるようになりました。
ただし、ここで一つ重要な公式設定があります。それは、ミャクミャクは「姿を自由に変えられる“可変的”な存在」だということです。
公式設定のポイント
- 赤い部分:分裂する「細胞」
- 青い部分:形を自由に変える「水」
この設定があるため、イラストやグッズによっては目の見え方が異なる場合もあります。しかし、現在の着ぐるみなどに見られる標準的な姿としては「合計6個」と理解しておくのが最も正確といえるでしょう。
目の位置が一目でわかる対応表
部位 | 目の有無 | 補足 |
---|---|---|
顔(前面) | 5 | 角度により見え方が変わる |
尻尾(背面) | 1 | 報道・現地写真で確認される“6個目” |
ミャクミャクはなぜ目が多い?公式の意味と由来
答え: 公式コンセプト「赤=細胞/青=水」により、分裂や変形を通じた多様な視点と見守りを象徴するためです。万博ロゴ「いのちの輝き」の思想を受け継ぎ、多眼=多様性の表現として設計されています。
ミャクミャクの目がたくさんある理由は、そのデザインの根幹である「いのちの輝き」というテーマに深く関わっています。
ミャクミャクは、大阪・関西万博のロゴマークがそのままキャラクターになった存在です。ロゴに描かれた一つ一つの円は「細胞」を表現しており、それらが集まって一つの「いのち」を形作っています。
つまり、ミャクミャクのたくさんの目は、多様な細胞(いのち)の一つ一つが持つ視点を象徴しているのです。それは、世界中の人々や文化、多様な価値観を見つめ、未来を見守る存在であることを意味しています。
「監視されているようで怖い」という印象を持つ方もいるかもしれませんが、公式の文脈では「多様性を見守り、共鳴する」という、非常にポジティブで平和的な意味合いが込められていると解釈できます。
【独自性の核】尻尾の目は「太陽の塔」へのオマージュ
そして、6個目となる「尻尾の目」。これには、デザインチームの遊び心と大阪万博への深いリスペクトが隠されています。制作側インタビューにおいて、この尻尾の目は1970年の大阪万博のシンボルである岡本太郎作「太陽の塔」の背面にある「黒い太陽」へのオマージュであることが示唆されています。
過去の万博のレガシーを未来へと「脈々」と受け継ぐ。そんな素晴らしいストーリーが、あの小さな尻尾の目に込められているのです。※出典:朝日新聞デジタル 2022年7月18日公開記事 ほか
よくあるQ&A(デザイナー・目薬・名前の由来)
ミャクミャクの目に関する、よくある質問をまとめました。
Q. デザイナーは誰?(誤記に注意)
A. デザインを手がけたのは、デザイナーの山下浩平(やました こうへい)さんが代表を務めるクリエイター集団「mountain mountain」です。
※一部のウェブサイトで「山下いくと氏」という情報が見られますが、これは誤りです。公式情報で明確にされていますのでご注意ください。
ロゴマーク:シマダタモツ氏
— けんたろう🇺🇦 (@ken_ta_rou) May 13, 2025
ミャクミャク:山下浩平氏
こみゃく:引地耕太氏
実は全部デザイナーが違うのですが、全てのルーツとなるロゴマークがスタンプ張とかレシートとかでしか見かけなくて一番控えめかも。ロゴクッションも顔はめミャクミャクだと思われているような(^^; #大阪・関西万博 pic.twitter.com/ZESczdUYdM
Q. 名前の由来は?
A. 「脈々(みゃくみゃく)と歴史や文化、いのちを受け継いでいく」という壮大なコンセプトから名付けられました。人間と文明が、途切れることなく未来へ繋がっていく様子を表現しています。(典拠:大阪・関西万博公式 愛称解説ページ)
Q. ロート製薬のコラボ目薬はどこで買える?
A. はい、ロート製薬からミャクミャクがデザインされた限定パッケージの目薬が発売されています。
- 発売:2025年3月2日〜 数量限定(ロート製薬公式発表)
- 通販:ロート製薬公式オンラインストア
- 店舗:一部ドラッグストア/万博会場内ドラッグストア(例:アカカベ)
※在庫は各店舗の裁量や時期により異なります。詳細は各販売店にご確認ください。
まとめ
最後に、ミャクミャクの目に関する情報を3行でまとめます。
- 目の数: 標準的な姿は合計6個(正面5+尻尾1)。ただし公式設定は「可変」。
- 意味: 多様な細胞の視点を表し、「多様性」と「未来を見守る」ことの象徴。
- 由来: 公式の「細胞×水」コンセプトと、過去の万博の象徴「太陽の塔」へのオマージュ。
知れば知るほど奥が深い、ミャクミャクのデザイン。万博会場で本物に会えた際には、ぜひ正面だけでなく、愛情のこもった「尻尾の目」にも注目してみてください。
▼ こちらの記事もおすすめです

