最終更新:2025-12-04
「ボンボンドロップシールをスマホに貼りたいけど、どうやるのが正解?」「レジンは必須?貼るだけだとすぐ剥がれる?」という人向けに、ボンボンドロップシールでスマホケースをデコる方法を、実用目線でまとめました。
この記事では、以下を徹底解説します!
- ボンボンドロップシールでスマホケースを作るときの基本の考え方
- 透明ケース(ハード/ソフト)の選び方
- レジンなしの「貼るだけ」パターンと、レジンあり本格デコの作り方
- 必要な材料・道具チェックリスト
- 剥がれ/浮き/黄ばみなど失敗しがちなポイントと対策
最短の答え|ボンボンドロップ×スマホケースの“基本セット”はこれ
- ケース選び:基本は透明ハードケースが◎。厚みのあるボンボンドロップシールをしっかり支えてくれる。
- 貼る位置:外側デコが主流。内側に貼るとケースと本体の隙間が足りず、浮きやすい。
- レジンなし派:ケースをアルコールで脱脂 → ボンボンドロップシールを貼る → 上から透明保護フィルムやクリアカバーで押さえて保護。
- レジンあり派:ハードケース外側にレイアウト → 薄くレジンをのせてUVライトで硬化を2〜3回繰り返して、表面をツルッと一体化。
- 共通のコツ:貼る前にケースをアルコールで脱脂・曲面や角は避ける・カメラ穴周りは盛りすぎない。
- 必要なもの:透明ケース/ボンボンドロップシール/アルコールシート/ピンセット。レジン派は+UVレジン・ライト・つまようじなど。
ボンボンドロップシールでスマホケースを作る基本|レジンあり/なしの2パターン|必要な材料・道具リスト|レイアウト・デザインのコツ|よくある失敗と対策|FAQ|関連記事
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ボンボンドロップシールでスマホケースを作る基本【ケース選びと前提】
まずは、“ボンボンドロップ×スマホケース”の基本ルールから押さえておきます。
内側?外側?どこに貼るのがいい?
普通の薄いシールなら「透明ケースの内側に貼る」やり方もありますが、ボンボンドロップシールはぷっくり厚みがあるので、
- 内側に貼る → ケースとスマホ本体が密着せず浮きやすい
- カメラ穴周りやサイドの段差に接触しやすい
といった問題が起きがちです。基本は「ケース外側にデコる」前提で考え、上から保護するか、レジンで固めてあげるのがおすすめです。
ハードケースとソフトケース、どっちが向いている?
ざっくりいうと、
- 透明ハードケース:固くて平面が安定。レジンで固めるならほぼ一択レベル。
- 透明ソフトケース(TPU):衝撃には強いが、ケース自体が曲がるのでシールやレジンが割れ・剥がれの原因になることも。
・レジンでしっかり固めたい → 透明ハードケース
・とりあえず貼るだけで楽しみたい → 好きな透明ケース(できればハード)
レジンなし/レジンあり、2パターンの作り方
ボンボンドロップシールでスマホケースを作るときは、大きく分けて「レジンなしで貼るだけ」と「レジンで固める本格デコ」の2パターンがあります。それぞれのメリット・デメリットと作り方を見ていきます。
パターン①:レジンを使わない「貼るだけ&保護」方式
「レジンはハードルが高い」「とりあえず簡単に楽しみたい」という人向けの、最も手軽なやり方です。
- メリット:材料が少ない/作業が簡単/失敗してもやり直しやすい
- デメリット:表面がむき出しになるので、擦れ・剥がれ・欠けが起きやすい
作り方(ざっくり):
- スマホケースをアルコールシートで拭いて脱脂する
- 紙の上などでざっくりレイアウトを決める(写真を撮っておくと便利)
- ケース外側にボンボンドロップシールを貼る(曲面や角は避ける)
- 上から透明保護フィルムや、ひとまわり大きいクリアカバーを重ねると耐久度アップ
「貼るだけ」だと、どうしても端から少しずつ剥がれてくることはありますが、上から一枚保護をかぶせるだけでも持ちがだいぶ変わるので、手軽さ重視ならこのパターンから試してみるのがおすすめです。
パターン②:レジンで固める本格デコ
「しっかり長く使いたい」「表面をつるっと一体化させたい」という人向けの、レジン仕上げの本格派です。
- メリット:表面が一体化して高見え/ひっかかりが少なく耐久度が高い
- デメリット:材料・道具が増える/気泡・黄ばみなどの失敗リスクがある
作り方(ざっくり):
- 透明ハードケースを用意し、アルコールで脱脂する
- ケース外側にボンボンドロップシールをレイアウトして貼る
- UVレジンを少量ずつ出し、つまようじやシリコンブラシで薄く伸ばす(気泡をつぶしながら)
- UVライトで硬化(数分×数回に分けて、ムラなく硬化させる)
- 端のはみ出しレジンがあれば、やすりや耐水ペーパーで軽く整える
一度しっかり硬化できれば、表面はほぼレジン作品と同じ感覚になります。気泡や黄ばみが心配な人は、低黄変タイプのレジンを選んだり、あまり厚く盛りすぎないようにするのがコツです。
これは今日ボンボンドロップでデコったカードケース
— おにぎり (@onigiri2704) October 26, 2025
ハチワレ仕様、もっと詰めて良かったかも
可愛いね(りくちゃんが) pic.twitter.com/wJ0o4GD9BN
必要な材料・道具リスト【チェックリスト】
作る前に、最低限そろえておきたいものをチェックしておきましょう。
共通で必要なもの
- 透明スマホケース:できればハードタイプ。100均でもOKですが、レジンを使うならある程度しっかりしたケースがおすすめ。
- ボンボンドロップシール:ちいかわ/サンリオ/ディズニーなど好きな柄。
- アルコールシート:ケースの指紋や油分を拭き取る用。
- ピンセット:細かいパーツの位置調整に便利。
- 下書き用の紙・ペン:レイアウトを紙の上で一度決めておくと失敗しにくい。
レジンなし派にあると嬉しいもの
- 透明保護フィルム:スマホ前面用ではなく、ケース上から貼れる薄手の保護シートやラミネートフィルムなど。
- 外側用の透明カバー:透明ケース+さらに上から透明カバーを重ねる二重構造にするとかなり剥がれにくくなる。
レジンあり派に必要なもの
- UVレジン:黄ばみが気になる人は「低黄変」タイプを選ぶ。
- UVライト:スマホケース全体をカバーできるサイズだと作業しやすい。
- つまようじ/シリコンブラシ:レジンを伸ばしたり、気泡をつぶしたりするのに使用。
- 耐水ペーパー(細かめ):硬化後、端のバリを軽く削って整える用。
レイアウト・デザインのコツ【ちいかわ/サンリオ/ディズニー】
次は、スマホケースに貼るときのレイアウトの考え方です。IPごとの雰囲気に合わせて、ざっくり方向性を決めるとまとまりやすくなります。
ちいかわ:にぎやか&ストーリー重視
ちいかわは、表情のバリエーションが多いので、
- カメラ穴を避けて中央〜下半分にぎゅっと集合
- 大きいシール→中くらい→小さいパーツの順に埋めていく
- 空いた隙間に小さいアイコンや効果線を入れていく
といった「フィギュア棚を埋めていく感覚」で配置すると、ケース全体が“らしさ”で埋まってかわいくなります。
サンリオ:色味とキャラごとのゾーン分け
サンリオ系ボンボンドロップシールは、色味がはっきり分かれていることが多いので、
- 上半分=マイメロ/下半分=クロミ のようにゆるくゾーン分けする
- 背景を白や淡い色にして、シールの色を主役にする
といった作り方にすると、ごちゃごちゃしすぎず、ほどよくポップな印象になります。
ディズニー・たまごっち:主役+周囲デコ構成
ディズニーやたまごっち系は、メインキャラがどんと中央にいるデザインも多いので、
- 中央に1枚大きめのシールを置き、周囲に小さいモチーフを散らす
- カメラ穴周りはあえて余白にして、写真に映り込まないようにする
といった「主役+フレーム」の構成にすると、写真映えしやすいケースになります。
可愛かろう!!!
— ももかん🍑momokanCh (@momokan522) September 4, 2025
このために2つ買ったのさ!!!
たまごっちケース最高!!! pic.twitter.com/Iw1HmHUreP
でしょでしょ!!!
— ももかん🍑momokanCh (@momokan522) September 4, 2025
最近流行りのボンボンドロップと100均ケース100均レジンでコスパ最強ケースよ!!!
くちぱっちも欲しかったけど売ってなかったからもう1つ作りたいけどもう付けるスマホが・・・😂😂😂
よくある失敗と対策【剥がれ・浮き・黄ばみ】
最後に、SNSでもよく見かける失敗パターンと対策をまとめておきます。ここを意識しておくだけで、完成度と長持ち度がかなり変わってきます。
すぐ剥がれる・角から浮いてくる
- ケースの脱脂が甘い(油分や手垢が残っている)
- ケース素材とシールの相性が悪い(柔らかすぎるケースなど)
- 曲面・角など、湾曲した部分に貼っている
対策:
- 貼る前に必ずアルコールで脱脂する
- 平らな面をメインに使い、角や曲がった部分は避ける
- 「貼るだけ」なら上から透明フィルムやカバーで押さえる、本格派はレジンで固める
レジンが黄ばむ・くもる
レジン仕上げでありがちなのが、時間が経ったときの黄ばみ・くもりです。
- 安価なレジンで経年黄変しやすい
- 硬化が甘く、ベタつきや曇りが残っている
対策:低黄変タイプのレジンを選ぶ/硬化時間を長めに取る/直射日光を長時間当てないなど、基本的なレジン対策を心がけましょう。
気泡がどうしても入る
一度にレジンを厚く盛りすぎると、内部に気泡が残りやすくなります。
- 薄くレジンを伸ばして複数回に分けて硬化する
- つまようじで丁寧に気泡をつぶしてからライトに入れる
「完璧を目指しすぎない」「多少の気泡も味」と割り切るのも、ハンドメイド系デコを楽しむコツです。
FAQ(よくある質問)
ボンボンドロップシールはスマホケースの内側に貼っても大丈夫ですか?
A. ボンボンドロップシールは厚みがあるため、内側に貼るとスマホ本体とケースがうまくはまらない・浮く可能性が高いです。基本的には外側デコ+保護(フィルムやレジン)を前提にした方が安心です。
レジンを使うとスマホ本体に悪影響はありませんか?
A. ケース外側にのみレジンを使う分には、通常はスマホ本体への影響は少ないとされています。ただし、あまり分厚く盛りすぎるとケースの熱がこもりやすくなるため、「薄く2〜3回に分けて硬化」「ワイヤレス充電時は様子を見る」など、少し様子を見ながら使うと安心です。
貼るだけで剥がれないようにするコツはありますか?
A. 一番大事なのは、貼る前の脱脂(アルコール拭き)と貼る位置の選び方です。平らな面を中心に使い、角・曲面・端は避けると、剥がれにくくなります。
さらに、上から透明フィルムやクリアカバーを重ねてあげれば、貼るだけでもかなり持ちが良くなるので、「まずは貼るだけで様子を見る → 気に入ったらレジンで固める」という二段階もアリです。
100均の透明ケースでも作れますか?
A. はい、作れます。特にレジンなしで「貼るだけ」なら、100均ケースをベースにしても十分楽しめます。ただ、レジンで厚く固める場合は、ケース自体の歪みや反りが影響することもあるので、少ししっかりめのケースを選ぶと安心です。
途中で飽きたら外せますか?スマホ本体は傷つきませんか?
A. ケース外側だけをデコしているなら、飽きたときはケースごと交換すればOKです。ケースからシールやレジンを剥がす場合は、どうしても細かい傷がつく可能性があるので、「お気に入りのケースをベースにする」「作り直し前提の安めケースを使う」など、自分のスタイルにあわせて選んでみてください。
関連記事・内部リンク
ボンボンドロップシールのスマホケースづくりにハマったら、「どこで売ってる?」情報や、ちいかわ版のラインナップ情報もあわせてチェックしておくと、次のデコ案も考えやすくなります。


ボンボンドロップシールは、貼るだけでもかわいいし、レジンで固めれば一生モノの“推しスマホケース”にも育てられます。焦らず少しずつ、自分好みのデザインを楽しんでみてください。
